7月になった。夏至も過ぎてしまい、これからはどんどん日が短くなっていく。今はわたしが目覚める朝の4時もいくぶん明るいのだけれども、そのうちに暗くなってしまう。そしてわたしが出勤で外に出て駅に向かうときも、暗い夜道を歩くことになってしまう。
今朝は霧が深く、駅までの道はすっかり灰色に包まれてしまっていた。
注文してあった「ジョセフ・コーネル展」の図録が届いた。ちょっと高かったけれども美しい本。しかしわたしは表紙の選択を間違えてしまって、三種類あるうちでいちばんつまらないものを選んでしまった。ちょっとがっかりだった。