今日６月２０日はニェネントの９回目の誕生日。これからニェネントは生まれてから１０年目の世界に突入して行く。わたしとの生活も１０年目を迎える。よく今まで９年間、病気もせずに元気にいてくれたものだ。わたしはニェネントの健康のために大したことはやっていない。ニェネントが健康であることに感謝する。
それで今日はニェネントをいっぱい祝ってあげようと、仕事の帰りに南柏の駅で途中下車し、駅前のスーパーでニェネント用にいろいろと買って帰った。めばちまぐろの切り落とし、カニカマ、ボイルしたむきえび、そして「ちゅーる」とか。「えび」ってネコが食べても大丈夫なんだっけ？といっしゅん考えたけれども、火を通してあるから大丈夫だろう。まだニェネントは生まれて一度も食べたことがない食材だけれども。
買ってきたのを皿に盛り合わせ、「お誕生日おめでとう～」とニェネントに出してあげる。ニェネントよく食べる。いっぱい食べてくれるとわたしもうれしい。
ところが、だいたい食べつくしたところで、ニェネントが急に食べたものを吐き始めてしまった。食べたものをぜんぶ吐いてしまう。ニェネントは吐くことの多いネコだけれども、こんなに食べてすぐに吐くというのは、食べたものが合わなかったのだ。それは「えび」のせいに決まっている。やはり食べたことのないものをあげるのはもっと慎重にするべきだった。
吐いてしまったあとのニェネントはけろっとしていて、ちょっと残っていた刺身とかを食べつづける。
しかし、せっかくの「お誕生祝い」だったのに、これではちっとも「お祝い」にならない。悪いことをしてしまった。また改めて、刺身とか買ってきて「お祝い」をやり直してあげよう。
あと、今日は仕事の休憩時間とかにポチポチ読んでいた、岩波文庫の『ホフマン短篇集』を読み終えた。
