ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

ローザス『我ら人生のただ中にあって/バッハ無伴奏チェロ組曲』アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル:振付 ヨハン・セバスティアン・バッハ:音楽 ジャン=ギアン・ケラス:チェロ @池袋・東京芸術劇場プレイハウス

        f:id:crosstalk:20190518170949j:plain:w400

 先週の『至上の愛』とは比較にならないぐらいに、この日の公演は素晴らしかった。

 ひとつには、ただ音にハメて踊っているのではなく(それは『至上の愛』だってそうなのだろうけれども)、身体能力を駆使した「ダンス」から距離があったことかな。身体の動きが思索的だった。それはバッハの音楽との「共振」みたいに受け止められたかな。ここには、単に「身体能力が高ければカッコいいダンス」というところから距離のある、コンセプチュアルな振り付けがあると思った。

 今あまり書く時間をとれないのでこのくらいにしておくけれども、感銘を受けた公演だった。