ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-05-10(Fri)

 春も深まると、いろいろと虫の姿をみることが多くなる。外を歩いていると出会う飛んでいる蝶や蜂、地面を這っているダンゴムシとかでも、目を楽しませられる思いで好きである。

        

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(この写真に虫はいないけれども)

 たいていの虫は好きなのだが、これが部屋の中に出没する虫になると好きだとか言っていられない。撲滅したくなる。
 幸いわたしの部屋には室内虫の代表選手のゴキブリはほとんど現れないのだけれども、「皆無」というわけではないので、とつぜんに繁殖してあちこちに姿を見せるようになるのではないかと恐れている。
 そんな感じでゴキブリはほぼいないのだけれども、どうも2年前に転居してきたときに「蛾」の卵だか幼虫だかもいっしょに連れてきたようで、それが去年もこの季節に繁殖して部屋の中を飛び回ったのだけれども、今年もまた、その子孫が孵化する時期になって、部屋の中に蛾が飛び交う。特に寝るときに本を読んでいると、その明かりに集まってくる。まあ数にして3匹ぐらいで、そんなに「大量発生」しているわけではないけれども、蛾というのは部屋の中に1匹飛んでいるだけで目ざわりだ。殺虫剤で退治すればいいのだけれども、なんか殺虫剤というのは自分の中の「虫」的な部分に有害だろうと思い、あまり使いたくない。窓を大きく開けておけば外に行ってしまうこともあるのだろうけれども、窓を開けるとウチのニェネントが外に出て行ってしまうこともあり、部屋の窓を大きく開けるということは、いまだに一度もやったことがないのだ。
 引っ越しで連れてきてしまった虫というと、あと「クモ」がいた。薄茶色をして細長い胴とすっごく長い足を持つクモで、部屋の隅に巣をはる。これがやはり卵の姿でいっしょにこの部屋に来てしまったのだろう。さいしょの一年は、けっこうな数のクモが部屋の隅とかでうろちょろしていたものだった。幸いクモは飛ばないし、動きも結構のろいので、見かけるとティッシュで包み取ってトイレで流したりして、今ではこの部屋ではすべて絶滅してしまったようだ。

 夜中に咳が出て目が覚める。繰り返して咳が出て、のどが痛い。風邪が完治していない。目覚めているときは鼻水が止まらない。もう風邪の後期症状だと思うから、あとはただ治癒するのを待つだけだろうか。まだしばらくはかかるだろう。

 今日は仕事を終えたあと、金曜日ではあるし、映画(ビル・エヴァンスのドキュメンタリー)を観るとか展覧会(ギュスターヴ・モロー展)を観るとかしようかとも思ったけれども、展覧会はまだ6月末までやっているし、明日は池袋に「Rosas」の公演、コルトレーンの「至上の愛」を踊るというのを観に行くわけで、明日早くに家を出てビル・エヴァンスの映画を観て、「ジャズにどっぷり」の一日にしようというつもりになった。
 それで帰宅して懸案の作業を続けようと思ったのだが、やはり「なまけぐせ」が出てしまい、けっきょく何もやらないでしまった。
 週初めにつくったカレーを昨日にようやく食べ終わり、今日は冷凍庫に放り込んであった「さばの味醂干し」を食べることにした。冷蔵庫に移して解凍し、レンジで焼こうとしたが、いつも焼くときに焦がしてしまったりして失敗するので、トースターで焼くと失敗しないのではと思い、アルミホイルを敷いてトースターで焼いてみた。これがうまく行って、うまみが逃げないというか、レンジで焼くよりもおいしく食べられたように思う。ニェネントが「何食べてんのよ」と寄って来たので、「塩分も多くないからいいか」と、少しだけ分けてやった(これが「塩焼き」だと、ニェネントくんはダメよ~)。