ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-05-07(Tue)

 連休が明け、今日から仕事が始まった。朝はけっこう平気で目覚め、気分もすぐに連休前と同じようになって家を出る。ただ「日の出」の時間が早くなったので、家を出るときに外はかなり明るくなっていた。
 職場に着いて仕事を始めると、意外と「風邪」が抜け切っていなくって、鼻水が出る。鼻をかむと黄緑のドドメ色のドロドロの鼻水で、もう快方に向かっているのだろうとは思う。
 それで、職場の人たちにお会いするのもずいぶん久しぶりの感覚で、ついつい「明けましておめでとうございます」とか言いたくなってしまい、それでは新元号を祝う人たちと同じではないかと、イヤになる。

 さて、今日はニェネントを動物病院に連れて行く。今日もニェネントはすっかり元気で食欲もあり、吐いたりもしない。ネットでみた簡単な(シロウトでもわかる)診断でニェネントの腹にさわってみて、内臓に疾患があれば痛がって嫌がるところ、平気で腹をさわらせてくれるので「大丈夫そうだけれども」という感覚はある。でも、ちゃんと病院で診てもらったこともないし、ニェネントは普通のネコよりよく吐くようだし、便もいつもカッチカチなわけだし、ここでキチンと診てもらっておこう。
 それで検診を受ける病院だが、ウチから歩いて3分のところに「動物病院」はあるわけだけれども、前にそこに行ってニェネントのことが「狂暴」だからとロクに診てもらえなかったことが気にかかるし、通勤で使う駅のちょっと向こうに「動物病院」があり、そこはネットで検索すると利用者の感想も書いてあるのだけれども、診療費がずいぶんと安いみたいだ。歩いて15分ぐらいかかるけれども、やはり今日はそっちの動物病院に行ってみることにした。

 新しいペットキャリーにニェネントくんに入ってもらって、家を出る。ニェネントくん、ほんとうに久しぶりの<外出>である。歩いている途中でキャリーの中のニェネントは「にゃ~にゃ~」となくけれども、そのなき声はそこまで<不安>という感じでもなく、「どこ行くのよ?」と言っているように聞こえる。
 病院に行くと、周りの<患者>はみんな犬ばかり。ネコはニェネントくんだけである。受付を済ませて順番を待っていると、同じく待っている人に「ネコですね」とか話しかけられる。ちょっとばかしペット談義をしたりしたけれども、この病院ではネコは珍しいのだろうか? ニェネントくんはおとなしくしている。

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 順番が来て呼ばれ、わたしもいっしょに診察室に行く。よかった。ここで前の病院のようにニェネントだけが診察室に連れて行かれると、また<狂暴>になってしまう。主治医は若い男の先生で、症状を話して診てもらう。まずはわたしがキャリーからニェネントを出そうとすると、看護の女性がすぐにエリザベスカラーをニェネントにつけ、ニェネントの体をタオルでくるんでキャリーから出す。その看護の女性の二の腕にいっぱい傷跡が残っていて、やっぱり「やられる」んだなあと思う。そんな、よその<狂暴>なペットに比べたら、ニェネントはおとなしいものではないか。ちっとも<狂暴>ではないぞ。前の動物病院のあの対応は何だったのか。

 診察。まず、ニェネントの体重は4.4キロだとわかった。ずっとニェネントの体重など計ったことなかったのだが、やはりニェネント用に体重計は買っておきたいと思っていたところ。わたしはもうちょっと、5キロに近いのかと思っていたのだが、意外とスマート?
 それでわたしがやったようにお腹の触診をやり、やはり嫌がらないので内臓疾患はないでしょうと。それで背中の皮膚を引っ張ってみて、手を離すとすぐに戻るので、「脱水症状」もないでしょうと。簡単な診察だけれども、とにかくはニェネントくんに<異常>はないようだ。「吐くのでしたら、消化薬を出しておきましょうか?」というので、もらっておくことにした。
 それで会計はやはり安く、前の動物病院の診療費の半額ぐらいだ。こういってはアレだけれども、やはり動物病院もピンキリで、このくらい露骨に差が出るというのも面白いというか、すべてに関して<差>がある。もう、これからはニェネントくんの<お医者さん>はこの病院に決定だ。すっきりした気分で帰宅。

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 ニェネントくん、よかったね。来月にはニェネントも9歳になるけれど、20歳でも30歳でも長生きしてちょうだい! わたしも負けないで長生きするから、いっしょに「虹の橋」を渡ろうね!