ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-04-04(Thu)

 酒をやめて以降体調はみるみる良くなり、今朝は食欲もわいて久々にトーストを焼き、レタスやトマト、そしてハムなどをのせて朝食にした。これ、これこそが<健康な生活>なのだと思う(ちょっとばかり風邪っぽいのだが)。

 今日は仕事を終えて勤め先からメトロの駅へと歩いていたら、そばをスマホを見ながら歩いていたリクルートスーツっぽいのを着た若い男性が、とつぜんにひざを折って歩道に崩れ落ち、そこでぼろぼろと泣き出してしまった。わたしもびっくりしてその男性のことをしばらく観察してしまったのだが、立ち上がってもその場から動かず、取り出したハンカチで涙をぬぐうのだが、いつまでも涙が止まらないようでその場に呆然と立ち尽くされていた。おそらくは見ていたスマホに「涙」の原因があったのだろうけれども、彼はいったいどんな知らせを受け取ったのだろうか。
 いつまでも彼を観察するわけにもいかず、わたしはその場を立ち去ったけれども、あんなに人目もはばからずに街頭で号泣する人というのははじめて目にした。

 帰り道は自宅駅から二つ手前の駅で途中下車し、駅のすぐ前のスーパー(木曜日は1割引き!)で買い物をして帰った。自宅駅に向かう電車は10分に1本なので、ちゃんと買うものを決めてスーパー店内を回り、「ほかにめぼしいものは?」と冒険して回っても、次の次の電車に間に合う。
 このスーパーは「セルフレジ」のコーナーがあるのだけれども、よくある「支払いだけを別の場所で済ませる」というセルフレジではなく、客が自分で商品のバーコードをレジに読み取らせ、自分でバッグなりレジ袋なりに入れて自分で支払いを済ませるというシステムで、さすがにコレは面倒と思うお客さんが多いのか、通常のレジには行列ができていても、このセルフレジの方は行列もなくて、すぐに精算できるので便利だ。それに、バーコードを読み取らせていく作業というのもちょっと楽しくもあり、このスーパーでは愛用している。わたしはもう、この店の「セルフレジ」のベテランなので、時給を上げてもらいたい。

 アルフォンソ・キュアロンの新作『ROMA/ローマ』が評判で、観たいのだけれども、これは「Netflix」での配信で映画館では基本やらない。ところが、来週からとなり駅の映画館で上映されることになったようで、これはぜひ観たい。それで今日は、録画してあった彼の『ゼロ・グラビティ』の前の作品、『トゥモロー・ワールド』を観た。