ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-03-07(Thu)

 また今日も雨。肌寒い一日だった。晴れると陽春を思わせる暖かさになり、雨になるとまた冬に逆戻りするような気候がつづく。
 このごろけっこう、早朝の出勤のときに飯田橋あたりを歩いていて、ダンス批評のTさんと出っ会すことがよくある。聞くと、この神楽坂界隈に住まわれているそうで、「いいところに住んでるんだな〜」とか思ってしまうのだけれども、そうやって出会うとちょっと立ち話をして、情報を交換する。いや、というかわたしが情報をいただくわけだけれども。
 先日は、この6月に公演のあるディミトリス・パパイオアヌーのことを教えていただいた。彼はピナ・バウシュ亡きあとのヴッパタール舞踊団の振付けもされている人だという。<要注目>だと。まるで知らなかったが、あとで調べて「これは行きたい!」と思うのだった。どうやら、また貧乏になってしまうようだ。
 Tさんは、わたしが5月のローザスの「至上の愛」に行く話をしたら、「その公演は前に<さいたま芸術劇場>で観たからな〜」みたいな話をされたのだが、むむむ、いくらわたしの記憶が危ういとはいえども、ローザスの「至上の愛」の公演は以前はなかったと思うのだけれども。このあたりは確認出来ず。

 今日は、仕事の帰りにウチよりふたつ手前の駅で途中下車して、その駅のすぐ前にあるスーパーで買い物をしてから帰った。自宅の最寄りのスーパーというのがどこもちょっと距離があり、どこも行って帰ってくるだけで20分以上かかってしまうことを考えたら、こうやって仕事の帰りに買い物をするのは時間の節約にもなるし、こういう買い物の仕方をもっとやるべきかと思う。いろいろと、時間を無駄にしたくはない。

 通勤時間中にパトリシア・ハイスミスの『アメリカの友人』を読み終え、帰宅したあとはヴェンダースが映画化したもの(先日途中で観るのをやめていたもの)を観た。ほんとうは次には『贋作』を読みたいのだけれども、持っていないので、同じ「トム・リプリー」シリーズの次の、『リプリーをまねた少年』を明日から読もう。シュティルナーは、また<持ち越し>になる。