ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-02-08(Fri)

 一昨日のことだったけれども、展覧会を観ての帰り、自宅駅に着いたのはちょうど夕暮れ時だった。駅からの出口は線路をまたぐ高架になっていて、その高架から下りる階段のところで、夕焼けが美しかったので振り向いてみたら、そこに富士山の影が見えた。

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 この地に転居して来てから二年近く経つけれども、富士山を見たのは初めてのこと。前の茨城の住まいからは決して富士山が見えるということはなかったが(そのかわり、筑波山が大きく見えたのだが)、ここから富士山が見えるとは思っていなかったし、意外な方角に見えたことも合わせて(もし見えるとしても、わたしはもっと北側に見えるだろうと思っていた)、ちょっとおどろいてしまった。

 昼間、ニェネントが出窓の上にあがったり飛び降りたり、わさわさしている。外のことを気にしているようで、「ネコでも来ているのだろうか」と窓から外を見ると、たしかに一匹のネコがいた。このネコも知らない、見たことのないネコだと思う。

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 今夜は、今グループ展に参加されている日本画家のKさんとギャラリーでお会いして、「飲みに行きましょう」という計画。それでわたしはそのギャラリーの名前からも、てっきり湯島にあるギャラリーなのだろうと思い込んでいて(こちらもKさんがよく出品/展示されるギャラリーなのだ)、湯島駅で下車してそのギャラリーの前まで行ってみると、まるで違う展覧会をやっていた。いけない。ギャラリーは日本橋なのだった。
 意外と湯島から日本橋への距離は近く、Kさんに「まちがえたので遅れます」とメールしてメトロに乗ったけど、20分ぐらいでその日本橋のギャラリーに到着した。ギャラリーで待たれていたKさんとお会いして、彼女の作品などギャラリーの展示作品を観てまわった。Kさんの作品もとても良かったが、わたしは1点だけ展示されていたホルストヤンセンの版画作品に惹かれた。ヤンセンの作品を観るのはほんとに久しぶりのことだった。そのあと、「では飲みに行きましょう」と、東京駅に近い居酒屋へ。

 さすが金曜の夜。混み合った居酒屋店内だったけれども、Kさんとの会話もはずみ、楽しい夜になった。Thanks!