ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-01-31(Thu)

 夢。わたしは何かの映像コンペで入賞したらしい。佳作4人のうちのひとり。屋外の広いスペースで授賞式が行われていて、わたしの前にプレゼンターらしい小柄な女性がかがんで、誰かと話をしている。黒と赤と白のチェックのワンピースを着て、黒いストッキングをはいている。髪を短くしていて、わたしは「あまり魅力的な女性ではないな」と思っている。「わたしも授賞式では彼女と接触しなければならないのだろうけれども、わたしは<佳作>だから、そんな時間も短いだろうからいいか」と思っている。そのうちに「授賞式」が始まり、そのプレゼンターの女性は、裾の拡がったひだの多い、19世紀みたいな真っ黄色なドレスに着替えて、受賞者と並んでいた。受賞者と彼女との後ろには白くて長いテーブルが置かれていて、そのテーブルの上の奥には二本のローソクと丸くて大きなケーキがあって、わたしは「これではまるで<結婚式>ではないか」などと思うのだった。

 今日は仕事から帰ったあと、昨日観た「山椒大夫」のDVDのオーディオ・コメンタリーで、白井佳夫の司会、脚本の依田義賢、撮影の宮川一夫、美術の助監督の内藤昭での座談会を聴く。話しているのが誰の発言なのかわからないところはあるけれども、とても面白い、貴重な座談会だったろうと思う。この映画での、「ロケーション撮影」と「セット撮影」との絶妙な接合。その他、貴重な<裏話>を聴くことが出来る。このDVDは自分でちゃんと買って、持っていたいなと思ったりした。
 先日図書館で借りた高橋源一郎の「今夜はひとりぼっちかい?(日本文学盛衰史戦後文学篇)」を、通勤の電車の中で読み始めているのだが、ちゃっちゃっと読み進められて面白いというか、今日はかつて新潮文庫で出ていた石坂洋次郎の「光る海」についてのところを読んでいたのだが、読んでいてついつい笑ってしまいそうになり、電車の中なので、笑いをかみ殺すのに一苦労したのだった。
 夜寝るときにはまた「グレの歌」、今回はインパル指揮のものなのだが、これはどこかシャンソンっぽいというか、ひょいひょいと軽い気がする。書かなかったが、先週まで借りていた小沢征爾指揮の盤はやはりよかった。わたしの中では、「サイモン・ラトルor小沢征爾」>>「アバドorインパル」という感じだが、あと、ズービン・メータのとか、やはりブーレーズのとかは聴いてみたいのだった。