ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-01-25(Fri)

 今朝は暖かかった気がした。早朝(深夜)の3時頃に目覚め、ふとんの中がとても暖かい気分で、そのまま眠れずに起きてしまった。ニェネントはわたしがベッドから起き出るのをみて、「おっ! 今朝はもう朝食ですか!」と思ってニャンニャンとなく。わたしも、いつもの朝だと寝ぼけながら無言でカリカリをニェネントの皿に出してあげるのだけれども、今朝はもう眼が冴えているので、「はい、ニェネントく〜ん、ごはんですよ〜!」とか話しかけながら出してあげる。
 出勤の時間で外に出ても、たしかに昨日ほどの寒さではないように思った。ただ、風が冷たい。昨日交通事故を見た場所は街灯で照らされていて、側溝のふたのコンクリートに血の跡が残されているのがはっきりわかった。

 今年はまだ、映画を一本も観ていない。ほんとうは今日は、地元の映画館であのインド映画「ムトゥ 踊るマハラジャ」が上映されていて、「そういう楽しそうな映画を観たいな」と思っていて、金曜日ということもあって、仕事の帰りに行ってみようかなという気分だった。ところが、仕事の休憩時間でチラッとあれこれ検索してみると、すっかり「明日から公開」だろうと思っていた「サスペリア*1」のリメイクが、実は今日から公開されていることがわかった。「それだったら今日は、仕事のあとはその<サスペリア>を観に行こうかと迷うのだった。「踊るマハラジャ」は日曜には「音感上映」というのをやるらしく、「そっちに行こうかな?」という気分にもなって、あれこれと迷う。
 けっきょく、迷ったときには「どちらもやらない」というのがわたしの悪癖なのだけれども、そういうことで仕事の帰りにはとなり駅で降り、レンタルDVDの店に寄ってオリジナルの「サスペリア」を借りた。DVDを借りるなんて久しぶり。あと、溝口健二の「山椒大夫」も借りた。こちらは依田義賢宮川一夫らの座談会音声の特典もあるようで、「これ、これ」という感じで借りた。それから書店に立ち寄り、どうせ買おうと思っていたナボコフの「淡い焔」(「Pale Fire」の新訳)を買ってしまった。高い本だ。
 帰宅して、「今日の夕食は何にしようか」と思い、とにかくはいっぱいある長ネギと白菜を消費しようと、豚肉をちょこっと入れて中華風の炒め物にした。まだまだネギも白菜もたくさんあるから、この献立を続けてもいい。

 今日は国木田独歩の作品をいくつか読み継いだが、「つまらなかった」というのではなく、書くことも見つからないのでパスしておこうと思う。
 

*1:ティルダ・スゥイントンは出ているし、コンテンポラリー・ダンスのカンパニーがドラマの中心になっているらしいのだ。