ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-01-23(Wed)

 早朝(深夜)に仕事に出るため家を出ると、向かう道の先の空の雲のあいだに、丸い月が浮かんでいた。
 このくらい雲にかかっていた方が、月の美しさが感じられる気がする。

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 先日試してみて「いいじゃん!」と思っていた、パソコンの外付けスピーカー、今日やってみたら、スピーカーの片側から音が出なくなっていた。「また壊れたか!」と、さいしょはまたパソコン側のジャックが原因のように思えたのだが、いろいろとチェックすると、スピーカー側の「ブースター/ウーファースピーカー」のボックスから左右のスピーカーに出るジャックがおかしいようだ。ひょっとしたら長いあいだ放置していたもので、ジャックの穴の中にほこりとか入りこんでいて、それでおかしくなってしまったのか?とか思う。「買い替える?」と思ってAmazonとか検索してみたが、もう同じものは販売されていないし、2.1チャンネルのはすっごく高価だ。小さくてもいい音のスピーカーだったから修理してでも使いたいのだけれども、つまりはボックスを開けて内部をチェックしなければならないし、それで個人で修理できるのかどうか。故障の程度としては大した故障ではないはずだけれども、修理するとなるとむずかしいか。
 小曽根氏との作業用に、パソコンにつなぐモノクロのプリンターが欲しいね、ということを先日も小曽根氏と話をしていて、先日となり駅の家電量販店に立ち寄ったときに、四千円ちょっとで売られていたのを見た記憶があったので、今日は仕事から帰ったあとに買いに行ってみた。それが、「たしかこのあたりに置かれていた」という場所を何度ぐるぐる廻ってみても見つからない。五千円台でフルカラーのプリンターは売られていたけれども、そういうプリンターの仕組みがどうなっているか知らないが、フルカラーということは、「黒」の色をプリントするのにトナーのすべての色を消費することになるのだろうか。それは「超」の文字を十回ぐらい繰り返したい「無駄づかい」になる。わたしたちはただモノクロでプリントしてくれれば、それでOKなのだ。‥‥ちょっとがっかりしてそのまま帰宅。帰宅してAmazonとか楽天とかで探してみたが、そういうモノクロプリンターは七千円以上するみたいだ。やはりまた秋葉原へ行って、中古モノを探すしかないか(プリンターの<中古>というのはあまり買いたくないが)。

 読んでいるノヴァーリス箴言集の「花粉」になったので、こちらは空いている時間に少しずつ読むことにして、今日は国木田独歩の作品を読み始めた。それでこの日は「源おぢ」と「武蔵野」の二作を読んだのだが、読み終えたあとにネットで「武蔵野」を検索してみると、信頼している「松岡正剛の千夜千冊」がひっかかって来たのだけれども、それをざ〜っと読むと、なんと、松岡氏は独歩の日記「欺かざるの記」を、ノヴァーリスの日記と並べて書いておられるのにびっくりした。

 独歩の日記についてはかなりの研究がなされている。だから付け加えるべき何事もないのだが、ノヴァーリスの日記とともにぼくの青春期の感受性をこれほど覆ったものはなかった。

 ちょうどわたしがノヴァーリスと独歩を並行して読んでいるときに、こういう文にめぐりあうということも、何か因縁めいたものを感じてしまったりもする(ノヴァーリスも独歩も<クリスチャン>で、その日記に自らの<性欲>のことを書いていることは共通事項ではあるだろうか。それにしても)。