ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-01-20(Sun)

 昨日は出かける前に予想外に気分が悪くなったりしたのだけれども、思い当たる理由があった。それは先週内科医に処方された新しい薬を、昨日の朝に飲んでいたせいではないか。血圧を下げるため、ナトリウムを体外に排出する薬だったのだが、先週診察を受けた日の翌日からは正常値に近くまで血圧も下がり、「無理して新しい薬を服用するのはやめておこう」と思っていたのが、この土曜日曜とまた血圧が上昇し、「やはり新しい薬を飲むべきか」と、朝に飲んだのだが、処方箋に「(服用時、服用後に)アルコールを摂取しないこと!」と書かれていたのを忘れてしまっていたのだった。いけないいけない。薬を飲むときに守らなければいけないことはいろいろとあるのだ(ちなみにわたしは、今はグレープフルーツを食べたり、グレープフルーツの含まれた飲み物を飲んだりすることは<厳禁>なのである。わたしを殺そうと思うなら、わたしの飲むものの中にグレープフルーツを紛れ込ませればいいのだ)。

 今日は住んでいる町の「市長選挙」の投票日だった。立候補者はふたりで、自民・公明の支持する現職市長と、立憲民主党共産党、その他野党が連立して支持する新人候補との一騎打ち。わたしはこのあたりの政治的土壌がどのようなものかは知らないが、例の、サイバーセキュリティ戦略担当大臣として、USBメモリのことがわからなくて全世界に恥をさらしたSY氏は、となりの市出身とはいえ、このあたりの選挙区なわけで、ま、「推してはかるべし」というところではあるだろう。「まずは今の日本の信じられない<非民主社会>を変えるのに、地元から」という気もちで投票して来たが、どうなるだろうか。夢も希望もない今の日本、せめてもの希望を持たせてほしい。

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 けっきょく、いつもの日曜日のようにダラダラと過ごし、夕方から「昨日買った<おでんセット>を仕込まなくっちゃ!」と、キッチンに向かう。まだ残っていたダイコンをぜんぶ使い、ジャガイモと昆布といっしょに先に煮込む。そのあとにセットの具材をぜんぶ放り込み、さらに煮込む。「しばらく放置してだいじょうぶだろう」と、テレビで大相撲の中継をみる。この日はベテランの吉田アナウンサーと解説の北の富士のやり取りがめっちゃ面白く、ついついずっとみてしまう。こんな感じ。
 北の富士琴奨菊の奥さんっていうのがすっごい美人だったわけで、あれは衝撃的だったな〜」
 吉田アナ「北の富士さん、相撲の解説をお願いいたします」
 北の富士「あっ、そう」
 ‥‥北の富士の解説はいつも痛快で、今日はまたカッコいいダンディな和服姿。この人の解説ぶりは<伝説>になることだろう。って、いつまでも元気で解説を聞かせていただきたい。

 なんてやっていたら、煮込んでいる「おでん」の監視がお留守になってしまい、ふとキッチンに目をやると、「これって<煙>じゃないか?」という白いものがモクモクと、鍋からあがっている。「うわ、たいへんだ」と火を止めて鍋の中をみると、もうすっかり煮詰まってしまっていて、まさに具材が焦げつきはじめようとしているところだった。‥‥むむむ、火力がちょっと強すぎたようだ。鍋にまた水を足し、また火をつけてあたためはじめたが、もう<味>はアウトだろう。久々の「調理失敗」の巻。
 泣く泣く「これ、<おでん>をつくるつもりだったんですか?」という、一部焦げついた煮物をおかずに夕食。食べられないことはないが、ニェネントくんもまたいで通る(ま、ネコは<おでん>は食べないが)消防車が来る直前の味ではあった。がっくりして、「いだてん」もみないで、早々とベッドにもぐりこんでしまった。