ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

『グリーンブック』(2018) ピーター・ファレリー:監督

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 物語は1962年のこと。イタリア系アメリカ人のトニー・ヴァレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)はクラブ「コパ・カバーナ」の警備員(用心棒?)をやっていたが、クラブが改装で長期休業となってしまい、つまりはしばらくは職を失う。そんなとき、ドクター・ドナルド(ドン)・シャーリー(マハーシャラ・アリ)という人物から「アメリカ南部への2ヶ月のツアーに出かけるので、運転手を探している」という連絡を受けて当人と会ってみるが、彼はアフリカ系のアメリカ人だった。トニーは知らなかったが、ドクター・シャーリーは特にクラシック音楽の分野では非常に著名なピアニストなのだった。
 ツアーのメンバーはドン・シャーリーと、彼のトリオのチェリストとベーシスト(共に白人)との3人で、トニーはドン・シャーリーの車の運転を任され、あとの2人は別の車で移動する。
 この1962年のドン・シャーリーのアメリカ南部ツアーは「史実」であり、この映画はその事実に基づいて制作されている、とのこと。登場人物らは皆「実名」で登場する。

 わたしはこの「ドクター・ドナルド・シャーリー」という人物を知らなかったのだけれども、彼は1954年にはアーサー・フィードラーの推薦でシカゴでボストン・ポップスと共演し、翌年にはカーネギー・ホールでNBC交響楽団と共演している。以後彼は、クラシック音楽の影響を受けた実験的なジャズのアルバムをリリースし、相当の売り上げを上げていたのだった。
 彼は同時に心理学を学んでもいて、「音楽に対して聴衆がどう反応するか」ということも実験していたといい、この映画で描かれた1962年の「ディープ・サウス・ツアー」も、南部の人たちの反応を知りたいという動機もあったようだ。

 トニー・ヴァレロンガは「クリスマス・イヴには自宅に戻る」という条件で、ドン・シャーリーの運転手兼用心棒役を引き受ける。
 彼はアフリカ系の人への偏見がまるでなかったわけではないが、彼の妻のドロレス(リンダ・カーデリーニ)が偏見なくアフリカ系の人々と接していたので、その影響は受けているようだ。
 出発に際して、トニーはドンから「グリーンブック」という小冊子を受け取るが、これは当時のジム・クロウ法下の南部で、黒人旅行者が利用できるモーテル、レストラン、ガソリンスタンドの住所が掲載された、アフリカ系アメリカ人旅行者向けのガイドブックなのだった。

 いざツアーに出発するが、ドンはトニーに「より洗練された振舞い」を求めるし、トニーはそのことに反抗し、居心地の悪さを感じる。
 しかしツアー先で聴いたドンのピアノはトニーに感銘を与え、ドンの助けになることをやろうとするのだ。ドンは演奏会場のピアノは「スタインウエイ」でなくてはならないと言っていたのだが、そうではないぼろピアノを用意していた会場にトニーは怒り、オープニングまでに「スタインウエイ」を持って来させたりもする。
 しかし、公演のない夜にドンは街のバーに一人で出かけて白人客とのトラブルに巻き込まれ、トニーの救済がひつようだったりもする。ドンはトニーに「キミは正式にロード・マネージャーだ」と告げる。
 南部を旅するうちに、そんな南部の白人たちのアフリカ系の人への差別意識を目の当たりにするトニーも、「南部の現実」を知るようになるだろう。じっさい、二人で車に乗っているところを警官にとがめられ、二人ともに連行されるようなことも起こるのだった(このときのドンの「事態解決法」は傑作というか、「ホントかよ」と観ていても驚いたりする)。
 トニーは旅先から妻のドロレスにひんぱんに手紙を書くが、それを見たドンは「それじゃあ愛情が伝わらない」と、手紙の書き方を教えたりもする。

 ツアーのラストはアラバマのバーミンガムにあるカントリークラブだったが、演奏前にドンがクラブのレストランへ行こうとすると、クラブのスタッフはドンがアフリカ系だからと、レストランへの入場を拒むのだった。トニーはその理不尽な仕打ちに怒り、ドンと共に契約を破ってクラブを出て行くのだった。
 その夜、トニーとドンはアフリカ系のバンドの入るブルース・クラブで夕食を取り、そのあとドンは飛び入りのジャムセッションを行うのだった。
 映画はトニーとドンが雪のニューヨークに戻り、トニーがクリスマス・イヴのパーティー中の自宅へ戻り、おまけのエンディングをつけて終わることになる。

 じっさい、概念をしてはわかっていても、わたしは当時のアメリカの「ジム・クロウ法」の実態を知らなかったのだが、ビリー・ホリディがキャリアの絶頂期に南部で公演を行ったとき、宿泊できるホテルが見つからなかったという話を思い出したりもした。

 さいしょに下着姿のヴィゴ・モーテンセンが登場したとき、「けっこう腹が出てるんだな」な~んて思ったわけだが、彼は役柄に合わせて体重を増やしていたらしい。
 そしてもう一人の主役、ドクター・ドナルド(ドン)・シャーリー役のマハーシャラ・アリという役者さんのことも、強く印象に残った。「クラシック音楽界」で活躍されているという「気品」と、彼の行動原理ともいえる「傲慢さ」とを巧みに統合して演じられていた印象で、繊細さをも感じさせ、当時のトップクラスのミュージシャンという姿をみごとに体現された演技だったと思う。
 彼はこの映画の2年前、『ムーンライト』の出演でも、この映画と同じく「アカデミー助演男優賞」を受賞されている、ということだった。『ムーンライト』は観ているけれども、その映画では「コカインの売人」役だったという。う~ん、覚えていないのだ。
 あとわたしは、離れていてもトニーの愛情の支えだったであろう、トニーの妻のドロレス役のリンダ・カーデリーニという俳優さんも、心に残ったのだった。

 さて、実はこの作品、「事実を基にした」ものだというが、実のところ、一方の主人公のドクター・ドナルド・シャーリーの描き方はどこかなおざりにしたというか、誤解を招くようなところもあったらしい。
 ひとつにはこの作品、スタッフにアフリカ系の人が皆無だったということもあるらしく、この脚本はトニーの息子さんのニック・ヴァレロンガも協力されているらしいが、ドクター・ドナルド・シャーリーの関係者にはまったく連絡もなく製作されていたという話だ。
 この件についてはさまざまな意見があるようだが、ストレートに言えば、トニーという存在が「白人の救済者」のように描かれ過ぎているのではないか?という疑念はあるようだ。どうだろう? 一本の映画としては、「楽しめる映画」だったけれども。
 

2026-05-30(Sat)

 昨夜ネットを見ていて、「"Amazon Prime Video"で今月中に配信停止になる映画」という記事で『グリーンブック』もその一本なのだと知った。わたしはまだ観ていないが前から気になっていた映画だったし、今になって初めて、その映画にヴィゴ・モーテンセンが主演していることを知った。
 わたしはまだ『ロード・オブ・ザ・リング』を観てはいないのだけれども、それ以外で何本かヴィゴ・モーテンセンの主演する映画は観ているし、いろいろと気に入っている俳優さんではある。彼が出ているのならなおさらこの機会に観ておこうと、今日は午前中からその『グリーンブック』を観るのだった。
 ヴィゴ・モーテンセンと共演する、ミュージシャンの「ドクター・シャーリー」役のマハーシャラ・アリという役者さんも素晴らしかったし、まあ「こういう展開になるだろう」というのから逸れる映画ではなかったが、それでもさいごにはウルッとなってしまった。
 ただ、「実話の映画化」としては問題もあったということを、観終わったあとにネットで読みもして、「それは批判されても仕方がないな」とは思うのだった。感想はまた別に。

 今日もまた最高気温が30℃を超えたようで、昼間から部屋の中でも暑かった。それで昼食に残っていたチャンポンメンをつくって食べたら、よけいに暑くなってしまった。扇風機にがんばってもらってもあんまり涼しくはならないし、扇風機は音が静かなもので、外出するときとか寝るときにつけっぱなしにしてしまいそうだ。

 それで「夕食は今日こそは新しいショッピング・マートに行ってお弁当を買ってこよう」と決め、日が傾いた4時を過ぎた頃に出かけた。この時間になるとまだ陽射しはまぶしいぐらいだけれども、吹いている風が涼しく感じられ、出歩くにはちょうどいい時間帯だと思うのだった。

     

 ショッピング・マートには2~3日前に新しい惣菜店がオープンし、だいたい全部の店舗が出そろった感じ。まずはその惣菜店に立ち寄って店内を見てみたが、ちょっとお弁当の種類が少ないか、という感想。けっきょくいつものスーパーへ行き、「鶏炊き込み弁当」というのが安かったので買い、ついでに、「このスーパーの助六寿司はどんな味だろう?」と買うことにした。ニェネントくんにも何か買って帰ろうかと考え、「かつおのたたき」の小さなブロックを買うのだった(どうせ食べるのはほとんどわたしなのだけれども)。
 帰りにウチの前で北の空を見ると、横長にきれいな筋になった雲が流れていた。

     

 帰宅して、わたしは「鶏炊き込み弁当」と「助六寿司」を食べ、ニェネントくんに「かつおのたたき」を切り取ってあげた。
 「鶏炊き込み弁当」は薄味。「助六寿司」はけっこう美味しかった(北のスーパーのより美味しかったか)。「かつおのたたき」はとても柔らかくって、包丁で切ろうとしたらボロボロになってしまうのだった。あまり味がしない(ニェネントくんがどう思ったか知らないが)。

 7時から、テレビでは『地球ドラマチック』をやっていた。この日は「最強のハンター!猛禽(きん)類 ~驚異の技に迫る~」と題された、2023年のオーストリア・アメリカ・フランスの合作ドキュメンタリー。コンドルやオオタカのように比較的知られた種類から、平地の草原に穴を掘って子育てするアナホリフクロウとか、昆虫や小動物を狙って狩りの成功率はトップクラスという、体長15センチのモモグロヒメハヤブサなどなどのハンティングと子育て。まさに「ドローン」の威力ここにあり、という撮影の技を楽しみ、世界のいろんな場所で生きる猛禽類の生態を楽しむ。今回も優れものの回であった。
 

2026-05-29(Fri)

 昨夕炊いたご飯だが、きのう食べたときは炊き立てだったからか、あまり気にならなかったが、保温していたものをこの日の昼食に食べたとき、コメがそれぞれ粒々ではなく、全体にべちゃべちゃに感じられて美味しくはなかった。こんな炊き上がりになってしまったのは過去になかったこと。
 炊くときに設定ボタンを押し間違えたのか、コメに対する水の量が多かったのか、コメの研ぎ方とかの原因が考えられたけれども、「コメの研ぎすぎ」でもこういうことになるし、逆に「コメの研ぎ不足」でも同じようなことになるという。そういうミステイクは今までにもあったことだろうと思うけれど、こんな味になってしまったことはない。それにそんな、「研ぎすぎ」でも「研ぎ不足」でも同じ結果になってしまうなんて。
 買って3年半になる炊飯器だが、やはりこれは炊飯器の問題、「早くも寿命が来たか」とか思ってしまった。ま、これからも連続して炊いたコメが同じようになったならば、それは炊飯器のせいだと考えていいだろう。

 ニェネントくんがこのごろ、押入れにこもりっきりだということは前に書いたけれども、それだけでなく、このところ朝食の「カリカリ」の吐き戻しをすることが多くなった。「吐き戻し」は以前から多いコなのだけれども、この1~2ヶ月はその回数がグンと少なくなっていただけに、最近急にまた多くなったことが気にかかる。
 季節の変わり目で抜け毛もめっちゃ多くなり、そのせいで最近は何度か「毛玉吐き」をしでかしているのだけれども、それと食事後の「吐き戻し」とは違う話だろう。
 要するに「吐き戻し」というのは食べ急ぐから起きることで、基本は病気とはいえない。特にニェネントくんはむかしっからコレをやらかしているわけで、何年も前から朝食の「カリカリ」は「早食い防止用の食器」を使っている。しかしそれでも一週間に一度ぐらいはやってしまうのがニェネントくん。それが今週は3日つづけて「吐き戻し」をやらかしてしまい、ここまで急に、そして頻繫にやらかすようになると、「健康」のことを考え合わせなくってはならない。
 そう考えると、最近押入れにこもっていることが多いのも「具合が悪い」からなのか、とも思ってしまうのだが、そうやって「吐き戻し」したあとにおやつの「ちゅ~る」を出してあげると、喜んで飛んでくるわけで、そのときにはちっとも具合など悪そうには見えないのだ。

 ただ、「吐き戻し」がつづいているのは事実で、何らかの対策を考えなくってはならない。
 すぐに思いつくのは、その朝食の「カリカリ」の種類を変えて、「吐き戻し軽減」などとされている「カリカリ」にすること。しかし、今の「カリカリ」はニェネントくんに合わせて「どうぶつ医院」に推奨してもらったヤツなので、ちょっと変更しにくいところがある。
 それでも、例えば今までの「カリカリ」での食事に、半分だけでもそういう「吐き戻し軽減のカリカリ」をミックスしてあげるとちがうかもしれないと、Amazonで検索して注文したのだった。
 しかし、今の病院推奨の「カリカリ」はかなり高いので、これで半分でも別の「カリカリ」とミックスできれば助かる(「これこれこういうことをやった」ということは、「どうぶつ病院」に伝えないといけないだろうが)。

 この日は最高気温は30.5℃になり、最低気温も19.8℃と、ほぼ20℃なのだった。すっかり「真夏日」になり、ついにわたしは押入れから「扇風機」を引っぱり出したのだった。
 午後からちょびっと外出したけれど、空の雲はもうすっかり「夏の雲」だった。遠くには入道雲らしい雲も見えた。

     

     

2026-05-28(Thu)

 昨夜また「狭心症」の発作が起き、そのせいもあってか、この日はいちにちじゅう調子がまったくすぐれなかった。ただ何もしないで和室のベッドに横になり、それで眠るわけでもなくあれこれとつまらないことを考える時間が長かった。
 この日は気温も28℃まで上がって、部屋にいても暑苦しかった。さすがにニェネントくんも夜にベッドに上がってくることもなくなってしまったし、暑い昼間は押入れの中に引きこもるようになっている。夕方になると気温も下がるわけか、キャットタワーの下段のボックスの中に出てくる。そして夜になってわたしも寝る時間になると、キャットタワーのいちばん上で丸くなって寝ているのだった。

     

 今日は昼から、この頃見なくなっている朝ドラの再放送、『マッサン』と『風、薫る』とをつづけて見たのだけれども、『マッサン』は見ていて笑ってしまうような場面もあり、ドラマの展開も考えて楽しく見れたのだけれども、『風、薫る』はどうも辛気臭いというか、しばらく見ていなかったこともあって正直「何が面白いのか」わからんかった。これから『マッサン』はときどき見るだろうけれども、『風、薫る』はやはり、もう見ないだろうな。
 ベッドに横になっていて『キャッチ=22』を読み継ぐのだけれども、特に進行する「大きな」ストーリーというものもないなか、こうやって毎日少しずつ読み継いで、この本の「不条理」な世界に身を浸すということこそ面白いのだ、とは思うようになった。

 食事をどうしようかと考え、近くのコンビニへ行って「お弁当」でも買ってこようかということでいちど家を出たのだが、少し歩いたところで「お弁当を買うなんてバカげた考えだ」と思い直し、Uターンしてウチに帰るのだった(こういうことは先日も同じことをやった気がする)。
 それで帰宅しておコメを炊き、まだ一食残っていた納豆で夕食をすませるのだった。

 ニュースとかを見ていると、やはり先日のジャイアンツの阿部(元)監督の辞任の話題で持ちきりになっているみたい。それでネットを見てみると、けっこう阿部氏のことを擁護しておられる方がいて、「たかが親子げんかではないか」とか「警察の対応は間違えている」とかの意見、そして「AIに判断を頼る」ことの是非などを述べていらっしゃる。ここでひとつ感想を書いておけば、「たかが親子げんかではないか」という意見とは別に、これは異なる人の発言だが「野球の世界では鉄拳制裁のようなことがあってもいいのじゃないか」とか、芝居の稽古で灰皿を投げることが有名だった蜷川幸雄などの名を出すような、そりゃあ「親子げんか」から逸脱していないか、という意見も目立ったのだった)。
 しかしわたしがそこで思ったのは、そうやって阿部氏を擁護されている方々は、普段からネット上で高市首相を持ちあげ、さらに「それってネトウヨ?」みたいな意見を述べていらっしゃる方が多い。
 わたしは先日、「日本の家父長制」のことも合わせて考えるべきと書いたと思うが、こういう展開になってみると、まさにこの「できごと」の背後には「日本の家父長制」の問題があり、そのことに同調する連中がいるわけだと、改めて思い知る気がするのだった。
 「阿部慎之助前監督の復帰を求める署名が12万筆を超えた」とも伝えられているのだが。
 

2026-05-27(Wed)

 昨夜から急に「納豆」が食べたくなり、午前中に北のスーパーで買ってきた。特に納豆が好きなわけでも嫌いなわけでもないけれど、やはりいちど買うと3食分付いてくるというのがネックなのか。ま、続けて食べなければいいだけの話なのだけれども、続けて食べないと、こんどは「納豆」を買ってあることを忘れてしまうというか。
 この「納豆」と同じケースが「キムチ」で、やはりときどき食べたくって買うのだけれども、食べ切らないうちにその味に飽きてしまって、冷蔵庫のなかで忘れられてしまうのだ。

 さて、北のスーパーへ行くと「ツバメの雛」の観察、ということになるのだが、みんなどんどん大きくなっていくのだ。アレ? しかし、前回見たときには雛は5羽いたと思うのだが、この日見られた雛の数は4羽でしかないようだ。うん、1羽は残念だったということだろうか。
 でも、まだ口のまわりが黄色いとは言え、巣からはみ出したその身体も大きくなっていて、もうじき「飛ぶ練習」も始めるのではないかと思う。

     

 帰宅して、買って帰った「納豆」にプラスして、ブロッコリーとトマトのサラダとをいっしょに昼食。献立てとして「ヘルシー」ではないかと思うのだが、けっこう美味しかったのだった(けっきょく、夕食もまるで同じ献立てになったが)。
 食後はまたベッドに移動して「読書」に励もうとするのだが、5~6ページも読むともう、寝てしまうのである。これは読んでいる本(『キャッチ=22』)がつまらないということではないのだけれども、もうこの一ヶ月ぐらい、こういう日常になってしまっている。
 そしてベッドから起き上がるのは、ニェネントくんの夕食の時間が近くなってからのこと。

 さて、この頃ネット記事を見ていて思うのだけれども、いわゆる「コラム記事」と呼ばれるようなものに、「AI生成画像」が使用されることが多くなっているようだ。これがまあ、「AIなのに下手くそだとシャレにもならない」わけだし、デッサンはしっかりしているし、わたしが見た感じで色調が落ち着いていていい(若干、色調が落ち着きすぎという気もするが)。このことで思うのは「イラストレイターや挿絵画家には暮らしにくい時代になったな」ということ。手書きの挿画には味わいもあるわけなのに、「AI生成画像」にはいろいろな意味でかなわないだろう。
 ただ、今でもネットで見られるマンガには、あまりにヘタで「グロテスク」としか言えないようなモノもある。まあわたしは「マンガも『AI生成画像』を使え」とか言いたいわけではないが(でも、そのうちに登場するかもね)、あまりに絵のヘタなマンガは読まなくっても、目にするだけで気分が悪くなりそうである。
 

2026-05-26(Tue)

 このところ気温も上昇し、室内にいても暑苦しい日々がつづくようになった。それで「何を着るか」ということも問題なのだが、上は簡単にTシャツとかに着替えられるからいいが、下を夏用のズボンとかに着替えても、そのままの恰好でいると汚れるのが早い。ちゃんとしたズボンは「外出用」と考えて、室内ではあまり着ないようにして、今は以前買った室内用の薄手のアンダーを着っぱなし。これが一着しかないから、着回しに苦労する。
 「やっぱ、少なくとももう一着は買わないとね」と思っていたのだが、近所の衣料品も取り扱っているスーパーではあんまりお安くない。「安い衣料品店は遠いし、場合によっては電車に乗って行かないとならない」わけで、なかなか買わないでいた。きのうになって、「Amazonで探せばいいじゃないか」と探してみたら、千円ぐらいのが見つかった(検索するときのキーワードの問題で、なかなか見つからなかったりしていたのだ)。そいつを注文したら、早くも今日の午前中には配送された。「フム、どうだろう?」と試着してみたら、これがとってもイイ感じだった。そして色も紺色なので、「これだったらこのまま外出もできるじゃないか」ということなのだ。
 これはもう、夜にパジャマに着替えることもしないで、このまんまベッドに入って、いちにちじゅう着っぱなしになるだろう。いい買い物だった。もう一着買ってもいいな。

 それでこの日は夕方から「新しいショッピング・マートに買い物に行こうか」という気になって、その買ったばかりのアンダーを穿いたままでお出かけをした。
 この日も昼間は25℃を超える「夏日」だったけれども、お出かけした5時過ぎにはけっこう涼しくなっていた。家の外に出ると、見上げる空にはワタアメみたいな雲が風に流されていた。

     

 ショッピング・マートへ行く前にコンビニの前に着いてみると、「別にショッピング・マートで買いたいものもないよな」と考え直し、そのままUターンして帰路に着いたのだった。ま、新しいアンダーを穿いての「お披露目」みたいな外出ではあった(誰も見ちゃあいないが)。

 帰宅して、夕食は先日買った「カップ焼きそば」ですませようと、お湯を沸かしてつくるのだった。
 その「カップ焼きそば」は、いつも愛好している袋麺の焼きそばのメーカーだったから、「きっと袋麺のと同じように美味しいことだろう」と期待したのだが、なんと予想に反して、今までに食した「カップ焼きそば」では最低の味だった。なんでこういうことになるのか。なぜ同じメーカーなのに、あの「袋麺」の味を「カップ焼きそば」で再現できないのか。
 むむ、先日2カップ買ったので、まだもうひとつ残っているわけだ。どうしてくれようか(味としては「捨ててしまいたくなる味」だったのだが)。

 さてこの日は早朝から、読売巨人軍の監督の阿部慎之助氏が、娘(長女・18歳)への暴行の「現行犯」ということで逮捕されたというニュースが流された。阿部監督は釈放されたということだったが、けっきょく巨人軍の監督を辞めるという決断をされたのだった。
 この事件で注目すべきは、父親である阿部氏から暴力を受けたという長女が、AI(ChatGPT)に事態を相談し、「児童相談所」への連絡を勧められ、それで「児童相談所」に相談すると、「児童相談所」では、即・警察署へ連絡したということ。
 ネットでは長女が「AI(ChatGPT)に相談した」ということの是非をめぐって、大騒ぎになっていたらしい。
 しかしわたしは思ったのだが、長女が「AI」に相談し、その「AI」が「児童相談所」への連絡を勧めたのは「ごく妥当な判断」だと思う。それで「児童相談所」は警察に連絡し、じっさいに警察官が阿部氏宅を訪れたらしいのだが、そこで警察に「現行犯逮捕」されてしまったという阿部氏の素行こそが問題だろう。普通に「いや、申し訳ありません。大したことではなかったんです」であれば、「現行犯逮捕」っつうことはあり得ない。それが「現行犯逮捕」されたというのはどういうことか。
 阿部氏は酒気を帯びていたということだが、「家庭内暴力」において「酒」がどれだけ状況を悪化させていることか。

 実はわたしも、小学校高学年のとき、父がまだ低学年だった弟にとんでもない、理不尽な暴力を振るったときにその場にいた。母は「もうやめて!」と必死で止めようとしたが、父はいつまでも弟に暴力を振るいつづけた。そのとき父は酒気帯びではなかったと思うが、家の外で酒を飲んで帰宅したのかもしれない。
 もうそのときから何十年も経ち、その後、弟がその体験をどう感じたか聞いたこともないが、今でもちょっとした「トラウマ」として、そのときの情景をリアルに思い出すのだ。
 このことは日本の「家父長制」の悪例のひとつと言えるだろうけれども、今回の阿部氏の事件もその延長と捉えられ、「酒」という副要因もあるが、いや、その「副要因」があるからこそ、今げんざいでも大きな問題なのだと思う。
 今日はここまで。
 

2026-05-25(Mon)

 この日は気温も27℃を超え、ずっと青空がつづく日になった。月曜日なので、わたしはいつものように午前中に「ふるさと公園」へと歩いた。半袖Tシャツでちょうどいい陽気だったと思う。
 公園も緑の葉が生い茂り、「もう夏」という装いになった。

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 今はほんとうに鳥たちの姿の見られない時期で、いつもより数が少ないハトの姿以外、ムクドリもオオバンもまったく見られなかった。「コブハクチョウはどうしているかな」と思ったが、やはり公園内にはいなくって、また手賀沼の東の方に行ってしまったのかと思うのだった。
 しかし、公園を出てすぐの橋のたもとに、成鳥のコブハクチョウがたたずんでいるのが見られた。先週いた1羽の雛の姿が見られず、この成鳥が雛の親だという確証はないけれども、「あの雛もダメだったのか」とは思ってしまった。多分そうだと思うけれども、とっても残念なことだ。コブハクチョウの姿も、どこか寂しげだ。

     

 この日は公園では鳥たちの姿はあまり見られなかったけれども、公園を出るとスズメの姿、そしてモンシロチョウの姿がけっこう見られた。スズメたちも、久しぶりの晴天で「ひなたぼっこ」をしていたのかと思った(写真は後ろ向きになってしまったが)。
 モンシロチョウは、なぜかピントが合わずにボケた写真になってしまう。

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 この日は帰りに新しいショッピング・マートには立ち寄らず、駅前のスーパーに寄るだけにした。
 今日は立派な大きなブロッコリーが100円だったのを買い、トマト4個198円、そして昼食の代わりになる大きなオレンジパンが半額の125円になっていたのなどを買った。

 さて、報道で「カンヌ国際映画祭」で濱口竜介監督の『急に具合が悪くなる』に出演した岡本多緒さんが、女優賞を受賞したという。共演したヴィルジニー・エフィラさんと共にの受賞だった。しかし気になるのは、このニュースはテレビ各局で報道されるのに、先日芦澤明子さんが撮影監督を称える「ピエール・アンジェニュー・トリビュート賞」を受賞されたという報道は、まったくされないのだ。わたし的には、この「ピエール・アンジェニュー・トリビュート賞」の受賞もまた、賞賛に値するすばらしいことだと思うのだけれども。

 暖かくなって、日本中各地でまたクマの被害(人害)が増加してきているのだけれども、このあいだのニュースで、東北のどこかで飼いネコがクマに連れ去られ、ある人がクマがネコを食べているところを目撃したという。先日もクマに食べられた人の死骸が発見されたというニュースがショッキングだったけれども、この、「飼いネコがクマに食べられた」というニュースもショックだった。まあ「外飼い」されていたネコなのだろうが、敏捷なイメージのあるネコがクマに捕らえられてしまったというのが意外だ。「車に轢かれるネコ」が多いように、不意に目の前に大きなクマがあらわれて、すくんでしまったのだろうか。

 ところで、ホワイトハウスの近くで銃撃があり、容疑者はその場で射殺されたという。
 それで思うのは、一ヶ月前にホワイトハウスでの晩さん会でやはり銃撃事件が起きたことで、そのとき晩さん会参加者はやけに落ち着いていたわけだし、「こりゃあトランプが仕組んだ芝居なんじゃないか」という声が上がった。トランプは「自分の命が狙われている」となると、支持率が上がることを学習している。
 そして、このときの容疑者は射殺されたのではなく、「拘束」されている。今回の「事件」で容疑者が即・射殺されたことに比べ「あのときはずいぶん緩かったのだなあ」と思うのだが、やっぱりその「前回」は「やらせ」だったんじゃないのか、とか思ってしまうのだ(「容疑者」はそのうちにいつの間にか釈放されてしまうことだろう)。